今回は八高線に乗ってきました。

八高線は東京都の八王子から群馬県の倉賀野を結んでいる路線です。

八王子から高崎までじゃないの?と思う方もいらっしゃると思いますが、倉賀野と高崎間はJR高崎線と線路を共有しているために八高線としてカウントされていないんです。

実際の旅客営業は高崎まで行ってるので実際に倉賀野が終点の旅客営業はありません。(2018年8月現在)

区間を実際の旅客営業と分けて管理しているのでこうややこしいことになってしまっているんですね。

鉄道会社は管理の分け方によって、かなりややこしい事になってます。

私としてはこの複雑に絡まったコードのような状態が解けて、整然とキレイにまとまり合うことを願います。

鉄道は複雑さゆえに取っ付きにくくなりマニア化に拍車がかかっているようにも感じます。

 

八高線は八王子と高崎の南北を結ぶ路線です。

謂わゆる都心部から伸びる幹線とは違ったルートを走っています。

南武線や横浜線など、南北を結ぶ路線は工場と港を結ぶ貨物線として作られたモノが多く、八高線もその一つです。

 

八高線は都心部を迂回して港へ行く軍事輸送の路線として作られ、1931年10月6日から順次開業が始まったそうです。

同年の9月18日には満州事変がありました。

日本が軍事国家に進んでいた時代です。

悲しい事に鉄道には軍事と関わった時代背景が多くあります。

八高線は横田基地の西側を通り、この横田基地の全身は多摩陸軍飛行場でした。

勿論これらの基地の側を通っているのも偶然ではなく、八高線が軍事輸送線として作られたゆえでしょう。

八高線は軍事輸送だけを期待されていた訳ではなかったそうで、群馬県の生糸を横浜の港に輸送する貨物線としても期待されていました。

 

八高線では1945年と1947年には大きな事故が立て続けにありました。

八高線列車正面衝突事故

八高線列車脱線転覆事故

その後は死者が出るような大きな事故は起きていないようです。

もちろん今後も事故が起きないことを願います。

参考 Wikipedia 八高線

 

今回は始発の八王子から乗車しました。

八高線は1番線で、川越行きです。

車両は209系3500番台

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中央線・総武緩行線として走っていた209系500番台を改造して、八高線に充当された車両だそうです。

往々にして郊外の路線では、都心部のお下がり車両が使われることがあります。

 

ドアはボタン式。半自動ドアです。

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お客さん自身がボタンを押してドアを開閉するものです。

都会の電車に慣れてしまった人にとっては少し違和感があります。

もちろん発車前には車掌さん(ワンマンの場合は運転士さん)が全ドアを閉めます。

1996年までは八王子と高麗川間も電化されておらず、ディーゼルカーが運行されていました。

私はこの時代の八高線を見たことがないのですが、国鉄時代はキハ17形キハ20形・キハ36。JR移行後はキハ30・キハ35形キハ38形キハ40形キハ45形と様々な車両が走ったそうです。

 

八高線の車窓を見てると狭山茶のお茶畑など田園風景が広がり、都心から近いながらも都心を感じさせない景色が楽しめる線であると思います。

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また、奥多摩を走る青梅線と違ってあまり山深いところ走るわけではないので沿線にはそれなりに住宅地も多いです。

金子駅を出て加治丘陵を下るところ20‰(パーミル)を駆け下ります。

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高麗川から先は非電化区間となります。

キハ110系 – 200番台

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系列を代表してキハ110系と称されてますが、細かい形式番号になると1の位の数字が違ってきて、設備の仕様も違ってたりします。

キハ110形 両運転台・トイレ付き

キハ111形 片運転台・トイレ付き

キハ112形 片運転台・トイレ無し

トイレの有無はマニアのお客さんでなくとも役に立つ情報なので、形式番号で設備に違いがあることを頭の片隅に入れておいても良いかもしれません。

運転台の違いまで気になり始めたらマニア化してるかもしれません(笑)。

 

風量と風向きを調節できるエアコンを搭載しています。

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随分サービスに富んだ車両だなあと感じます。

 

高麗川駅を出てからも田園風景が広がります。

写真は毛呂駅(もろえき)の少し手前。

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小高い丘陵の上を走り、田畑の間を通る八高線です。

撮影スポットも多く都心から近いこともあり、撮り鉄にも人気な路線のようです。

荒川を渡ると

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寄居に着きます。

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八高線もローカル線ながら結構スピードを出します。

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丹荘駅(たんしょうえき)を出て神流川(かんながわ)を渡ると群馬県です。

人口7万人の藤岡市があるため群馬県に入ってからの方が沿線の街が栄えています。

向こうに見えるのが藤岡市の街です。

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北藤岡駅を出ると高崎線と線路を共にします。

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今回は終点の高崎駅の一つ手前、倉賀野駅で下車をしました。

 

八高線はローカル線なので空いているかと思えば群馬県に入る頃には車内は意外に混んでいました。

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車内を見ていただくと結構立っている人がいるのがお分かりになると思います。

 

都会から近くで田舎の車窓を体験できるのがやはり八高線の大きな特徴だと思います。

また、キハ110系は普通列車の割に設備が良いので個人的には好きなポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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