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JR南武線のご当地発車メロディ廃止に惜しむ声。コストカットのしすぎは文化を衰退させる。本当に良い音楽には人の心を変える力がある。

JR南武線のご当地発車メロディーが廃止となり、ネット上でも話題となっています。

ご当地メロディはなぜ廃止されるのでしょうか。

 

ご当地発車メロディーが廃止される理由として、ワンマン運転化が挙げられています。

これまで、ご当地メロディーは、車掌さんがホーム上に設置されたスイッチを押して流していました。

つまり、ご発車メロディーを流すために、車掌さんの動作が必要な仕組みでした。

車掌さんが 発車メロディーのスイッチを操作する様子

2025年3月15日より、南武線の川崎駅~立川駅間でワンマン運転が実施されます。

JR東日本ニュース

そのため南武線には、車掌さんが乗務しなくなります。

今後は、車両側に設置されたスピーカーから、共通のメロディを流すそうです。

でも、車両側からご当地メロディーを流すことができるんじゃないかと、やはり考えることができます。

JR東日本はコストカットを目的としているため、費用をかけてご当地メロディを流せるように車両の改造を行うことはしない、と言われています。

 

今後、地元企業や自治体の有償広告として、ご当地メロディーを行うこともあり、JR東日本が自費でご当地発車メロディーを取り扱うことはしないという方針が見て取れます。

 

JR南武線の発車メロディが一曲のみになり、単調になることで、困る人はさほどいないという意見もあります。

ご当地メロディがなくても電車に乗ることはできます。

ただ文化活動がどんどん縮小されていくと、駅の雰囲気や路線全体の雰囲気は閑散として行く可能性はあります。

時々、文化的なものがほとんど排除された駅がありますが、そういったものはとても無機質だと感じます。

音楽に限った話ではないですが、文化活動は彩りを与えます。

JRは株式会社であり、企業であるから、利益を追求するためにコストカットをするのは当然だと言われます。

ただ鉄道会社というのは、公共事業を担っているため、やはり普通の企業と違う性質があります。

公共事業を行っているからこそ受けている免税措置があり、中でも固定資産税の免税措置は、一般企業と大きな違いとなっています。

固定資産税減免措置の重要性

ローカル線(画像:写真AC)

 鉄道には「独自のコスト構造」がある――。  

鉄道事業の固定資産が総資産に占める割合は非常に高く、財務諸表上でも他の事業と区分して表示されるほど重要だ。レールやまくら木などの多くの資産が必要で、安全確保のためには毎年多くの対策工事を実施する必要がある。そのため、利用者が減少しても固定費はほとんど減らない。これらの要因が重なり、単純な市場原理だけでは解決できない経営上の特性を生み出している。  

注目すべきは、鉄道用地に対する 「固定資産税の減免措置」 だ。

鉄道用地は広大なため、通常なら巨額の固定資産税がかかるが、法律で特別な軽減措置が設けられている。地方税法において、鉄道事業用の固定資産に対する特例措置が定められている。

 そのほかにもさまざまな特例措置がある。

「令和7年度鉄道局関係税制改正の概要」によれば、次のような特例措置が定められている。

・鉄道の豪雨対策のための施設(課税標準を2/3に軽減)

・安全性向上のための設備(課税標準を1/3に軽減)

・低床型車両(課税標準を1/3に軽減)

・環境対策のための低炭素化車両(課税標準を3/5または2/3に軽減)

・バリアフリー施設(課税標準を2/3に軽減)

・耐震対策施設(課税標準を2/3に軽減)

これらの措置は、鉄道が単なるビジネスではなく、 「社会的インフラとしての役割を持つ」 ことを制度として認めているといえる。

「赤字ローカル線は廃止すべき」と言う人へ! それなら同時に「固定資産税も全額払え」と主張してもらえませんか? Merkmal

 

私も音楽を聴くことで癒やしを感じたり、時に、音楽に乗って心が飛んでいけるような感じがして、普段は沸かないインスピレーションが沸くと感じました。

私自身がダンスをやっていた関係で特にそうだったこともあったと思います。

一時期は電車の中でずっと好きな音楽を聴いていた頃もありました。

音楽の影響力があるから、多くの店舗でもBGMを選出して流し、お店によってはUSENに月額を払ってでもBGMを流すのだと思います。

 

音楽の中でも、特に心の奥にまで良い影響を与える音楽があり、RAPTブログに出会ってから、讃美歌の持つ影響力の深さと大きさを感じるようになりました。

音楽で何となく癒されるというのとは違い、讃美歌を聴くことで心が軽くなり、頭の中の悪い考えが消えて行くことがあります。

音楽を聴いていると、無意識にもその影響を受けます。

特に仕事や何かの練習などで満身創痍の時、もしくは何らかの事情で心身が疲弊している時に、音楽を聴くと、音楽から受ける影響をより感じやすくなると私自身は思っています。

そのような時に、良い音楽を聴くことで、その良い影響も感じやすくなるでしょう。

特に中央線など、線路に飛び込む人が多い路線があるのが現実です。

良い音楽を聞き、悪い考えがなくなることで、自殺を考えていた人の心が良い方へと動く可能性もあります。

RAPT有料記事743(2023年5月13日)天の文化・芸術とは神様を褒め讃えるために行うものであり、それによって互いに霊的な力と恵みを与え、霊的な有益を与えるものだ。

 

讃美歌を歌い、心を込めて歌うことで、霊の世界では天使が集まってくることが御言葉で伝えられています。

VOL.128 豊かに聖霊を受けるための基本的な信仰の4つの柱

VOL.165 あなたの主を褒め讃えなさい。それこそがあなたの幸福の原点だ。

天使が集まることで、人は天使の霊からも影響を受けることが御言葉を通して理解できます。

RAPT有料記事455(2020年3月30日)神様に意識を向けた人の霊魂は、神様のところに行って、神様の霊から影響を受け、世の人に意識を向けた人の霊魂は、世の人のところに行って、世の人の霊から影響を受ける。

讃美歌を聴くだけなく、歌うことで、時に自分の周りの空気が清められて行くのを感じることがあります。

悪い考えや、世の中のごちゃごちゃした考えも頭の中からスーッと引いていき、自分自身に良い影響が起きていると感じることがあります。

 

ただ、日本では、駅など公共の場で歌を歌うのは、NGとなる場合が多いです。

(文化の違いもあり、NYの地下鉄では、駅構内や車内でパフォーマーが讃美歌を歌っていることがあります。)

 

本当に人々に良い影響のある文化芸術が広まることで、その街を利用する人にも良い影響が現れ、結果として街にも影響が広まるようになると言えます。