
スイスのエアバッグ付き路面電車。
2025年7月26日

https://gazoo.com/column/daily/19/05/18/
路面電車は、道路上を走る列車とも言え、車の走る道路上を走り、人が横断する道路上を走ることがしばしばあります。
そのため路面電車は、専用の軌道を走る鉄道と比べて、人と接触する可能性は高くなっているとも言えます。
スイスのチューリッヒを走る路面電車では、人身事故への安全対策としてユニークなものが開発されていました。
スイス・チューリッヒの公共交通を運営する組織「VBZ」の命令により、フランスのアルストム社は2年半に渡り、こちらの路面電車に搭載するエアバックの開発を行ってきたそうです。
路面電車で負傷する人が増加していることに起因して、このエアバッグの需要が出てきたと言われています。
自動車業界でも歩行者や自転車走行者を守る「歩行者保護エアバッグ」が導入されています。

「歩行者保護エアバッグ」は、13年にスウェーデンのボルボが、16年にはスバルが導入しています。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/06580
ヨーロッパではトラム(路面電車)が普及も進んでいると言われます。
トラムの普及に伴い、トラムの安全基準も年々引き上げられているのかもしれません。
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