瞬間がカメラに…特急電車と車の衝突事故 遮断機を突き破って線路上で停止
大阪府貝塚市、南海本線の貝塚駅付近の踏切にて、乗用車が踏切内に侵入し、特急電車と衝突する事故がありました。
事故の起きた瞬間が、ニュース動画に流れていました。
車が踏切に侵入した理由など警察が事故原因を捜査するとされています。
車が、遮断機の下りた踏切を線路内に進入し、線路上で急停止した様子が写っています。
私は最初、線路上で急に車が止まったため、電車が来るところに飛び込んだ自殺なのかと思いました。
ただそれだけでは判断ができず、動画のコメント欄を見ると、さまざまな憶測を呼んでいます。
ながら運転で前方に踏切があることに気づかなったのではないか。、
自動車のブレーキを踏むのが遅れて、誤って踏切内で止まってしまったのではないか、
そのまま踏切を走り抜けるのではなく、咄嗟の判断を誤ってしまったのではないか、など。
運転手の女性は亡くなったため、あまりこういうことを不用意に話すと不謹慎にあたるのかもしれませんが、踏切の危険性が現れている事故であり、こうした事故が今後起きないことを願います。
踏切は、遮断機が下りた状態であっても、自動車であれば棒を突き破って入ることができ、人でも遮断機をくぐって入ろうと思えば入ってしまえる構造です。
つまり踏切に入るか入らないかは人間の判断によるところが大きくなっています。
ほとんどの踏切では、ハード面よりソフト面で、踏切事故を防げるかがどうかにかかっているとも言えます。
電車は急に止まれず、急な線路内への飛び出しがあると電車は止まり切れません。
人が線路に入る時に、ケースによって理由は様々あるのだと思います。
人々が判断を誤って、事故によって命を無駄に落としてしまうことがないようにと願います。
アイキャッチ画像 : みんちりえ( https://min-chi.material.jp/ )
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