路面電車,  鉄道社会

宇都宮ライトレールが試運転中にS字カーブで脱線。事故車両の修繕概算費が新車価格の約半分という高額。

新線開業を控えた宇都宮ライトレールの試運転が2022年11月に行われ、試運転二日目に脱線事故が起きるアクシデントがありました。

幸い事故に巻き込まれ怪我をした人はいなかったようです。

事故現場は宇都宮駅東口付近のカーブで、脱線時の走行ルートは通常運転では使わないルートだったと言われています。

通常日本の電車は、左側通行で、左側の線路を走るようになっていますが、事故時は右側の線路から左側の線路へと渡って走行していました。

脱線事故現場の略図

結果的にS字カーブを描いたことで、遠心力と外側に押す力が通常より多くかかり、脱線しやすくなっていたのかもしれません。

豊橋鉄道に、井原カーブと呼ばれる半径11メートルのカーブがあります。

このカーブを走るのは、台車が回転するタイプの車両で、台車の旋回しない豊橋鉄道T1000形電車「ほっトラム」は走りません。

豊橋鉄道のほっトラムの編成長は16.2メートル。

対して、宇都宮LR・HU300形は編成長29メートル。

車体が長く、尚且つ車輪の位置が、車体の中間あたりに位置しているため、先頭部によって車体が振られやすい構造にも見えます。

(蒸気機関車にはカーブをスムーズに曲がるために先輪がついていましたが、コストカットの面もあるのか、LRTにはそのようなものは付けていません。https://news.mynavi.jp/article/trivia-170/)

ほっトラムは、中間車に台車を持っていませんが、HU300形は中間車にも台車を持っています。

そのため、HU300形は車軸間の距離が短くなり、ほっトラムより急な曲線半径に対応できるのかもしれません。

(事故現場の曲線半径は25メートルと言われています)

しかし今回のような脱線事故が起きたため、走行手順を吟味しないと危ないカーブなのでしょう。(動画上では結構加速してカーブに進入していました。)

また、今回の事故車両の修理費は、概算で1億7000万と言われています。

https://news.railway-pressnet.com/archives/48909

宇都宮ライトラインに使われるHU300形の1編成あたりの価格は、3億4705万円だそうです。

https://207hd.com/post-16348/

そうすると、新車価格の半値に及ぶ額が、修理費として概算されていることになります。

外部から見ると、それほどまでに損傷がひどいようには見えませんが、なぜここまで高いのかは不思議なところです。

概算なので、きちんと検査がされた上で正式な見積もりが出るとは思われますが。

 

宇都宮ライトレールは、宇都宮市が株を40%持っており、公共からの出資されている会社です。

もし、過大な修理費が見積もられれば、それは市民の税の負担につながります。

もちろん、そのような不正がないことを願いますが。

 

宇都宮ライトレールはSDGsに参加しており、また宇都宮市はスマートシティを推進しています。

https://utsunomiya-sdgs-hpf.jp/kaiin/宇都宮ライトレール株式会社/

https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/shisei/machi/1025730/1025733.html

SDGsを推進し、スマートシティを推進していることから、宇都宮市も中国と関係を持ち、SDGsで無駄な税金が使われ、スマートシティ推進をすることで中国のような監視社会へと進められる危険性があります。

中国では、人を騙すことが平気で行われ、中国スパイが入り込むことでモラルの低下も増します。

中国スパイが蔓延ることがないよう、中共スパイが滅びますことを祈ります。

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