213系 飯田線
上高地→松本→岡谷駅という順で飯田線の始発駅岡谷へやって参りました。
この日の目的地は伊那市です。
岡谷駅に着いたのが16時23分。
この日それまで何をしていたかと言うと、上高地へ行ってました。
13時20分に上高地をバスで出発し、岡谷駅まで3時間くらいかかるんですね。
3時間のうち1時間は待ち時間で、新島々駅で電車を20分待ち、松本駅で電車を40分待ちました。
地方ローカル線では、乗り継ぎが悪いと20分〜30分待つことも珍しくありません。
でも待ち時間の使い方は無限大です。こんな時間さえも、うまく使えると旅を楽しめると思います。
飯田線の話に戻りますと、今回ホームにやって来たのは213系の5000番台です。
211系と似ていますが、窓の大きさが違います。211系に比べて、貫通路と助手席側の窓が下に大きくなっています。これにより視認性が良くなったことと思います。
↓211系
JR東海の路線で現在213系に乗れるのは飯田線のみとなっています。
今回乗った213系5000番台は関西本線にて、165系の置き換えを目的として運用され始めたていたそうです。
2ドア、転換クロスシートの作りになっています。
転換クロスシートは乗客にとっては嬉しいものです。
普通運賃だけでこの設備の車両に乗れるので’乗り得列車’の部類に入るんじゃないでしょうか。
窓側にも肘掛けが付いています。
213系5000番台は、1989年から1991年にかけて製造されたそうなので、新しくても26年以上経っています。
車体や内装にも、それなりに年期が入っています。
窓ガラスの曇り具合はなかなかのものです。
飯田線は景色が良いのでちょっと勿体ないポイントだと思います。
JR東海の(特に普通車両の)窓の汚れは指摘されているところです。
飯田線には高校生がたくさん乗車していて、高校生の通学の足としての役割が大きいでしょう。
ローカル線において、学生はかなりお得意様になっているのが伺えます。
アルピコ交通上高地線も、松本大学の学生さんで車内は混み合っていて、都会の電車と近いものを感じました。窓から見える景色は全く違いましたけど。