ワクチンパスポート,  鉄道社会問題

鉄道業界内で見られる監視社会化への布石。【顔認証の改札機】

幕張メッセで行われた鉄道技術展で、顔認証による自動改札機が出展されていたようです。

日本信号は乗客の顔を判別し、登録済みの乗客のみを通す顔認証機能を搭載した自動改札機を「第7回鉄道技術展」(幕張メッセ、2021年11月24~26日)に出展した(図1)。2019年12月に大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)での実証実験に使ったものを改良し、本体のきょう体にカメラを埋め込んだ。「通常は大人/小人の判定ランプが付くところ」(同社)がカメラになっている。

日本信号、顔認証の改札機を改良しカメラを本体に埋め込み

また、こういった顔認証はいくつかの鉄道会社で導入が検討されています。

他人事ではないJR東日本の監視カメラ問題、多様化する「顔認識技術」導入リスク

デジタル庁での情報漏洩や、大手企業での情報漏洩が問題となり、顔認識されたデータがどこで外部に漏れるか分からず、個人情報が守られる保証がないのが現状です。

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こういった情報漏洩を行ってきた創価学会が、多くの組織に入り込んでいるためますます情報漏洩の危険性があります。

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顔認証を改札に使うことで、大衆の監視化が懸念されています。

また、こういった行為がワクチンパスポートと紐付けさることで、ワクチン接種をしていない人が改札を通してもらえなくなるといった危険も予想できます。

現にドイツではワクチン未接種車に行動規制をかけ、鉄道利用の際に陰性証明を提示させること行っていました。

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デジタル庁は、ワクチンデジタル接種証明の申請にマイナンバーカードが必要となる案を出し、個人情報とワクチン接種の有無がセットで管理されるような仕組みを作ろうとしています。

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JR東日本が進めていた顔認証の監視カメラが導入されれば、駅での顔認証と個人情報とを紐付けする事も十分可能です。

するとワクチン未接種者は改札を通さないという悪質な仕組みを導入する事も技術的には可能になってきます。

既に多くの国民がワクチンパスポートに賛同していないという状況です。

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改札にワクチン接種の有無などを導入すれば、その鉄道会社は沿線住民から嫌われて利用者が減ると考えられます。

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