鉄道全般,  鉄道社会,  鉄道社会問題

なぜ私達は毎日満員電車に押し込まれ、サラリーマンを何十年も続けなければいけないのか?

タイトルの通り、なぜ私たちは満員電車に詰め込まれ辛い思いをしながら会社に行き、仕事では心身ともに疲れ、帰りも殺伐とした満員電車に乗り、辛い毎日を繰り返さなければならないのでしょうか?

自然の成り行きで、満員電車に乗るサラリーマンが増えたのでしょうか。いえ、そんな事はありませんね。

仕掛人がいるから、こうなっています。

仕掛け人とは誰でしょう。それは小林一三(こばやし いちぞう)になります。

小林一三は以下のような住宅ローンをサラリーマンに用意しました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/小林一三

割賦販売とはローンのことです。

小林一三は当時、住宅が買えなかったサラリーマンにも、住宅が持てるようにと、ローンで住宅を売りました。

その手法は、予め鉄道沿線の土地を買収しておき(鉄道が敷かれる前の土地で値段が安いです。)、宅地造成で付加価値を付けて(値段を上げるということです)、更に、鉄道が通ると利便性が増すため沿線の土地も更に高く売れる、と言うものです。

こうやって生まれた宅地の値段は、当然サラリーマンが一括で払える値段ではありません。

30〜40年とローンを組んで、サラリーマンの間に返し続ければいいよ、というお話です。

更に、鉄道を使って毎日都心まで働きに行ける(それしか交通手段はないです)、という特典付きです。

また、鉄道沿線に様々な娯楽施設やデパートを作り、もはや鉄道沿線に住んでサラリーマンを続ける事は楽しい、とまで思わせる仕組みまで作りました。

こうしてローンを組んだら、いつの間にかサラリーマンはやめれないと言う状況に追い込まれます。

この狡猾なハメ技とも言える手法を、小林一三はあらゆる大手私鉄に吹き込みました。

更には、この手法を国鉄(JR)にも勧めることを早い段階で言っていたようです。

小林一三のこの’宅地造成とローン払いの手法’は、膨らみに膨らみ、沿線人口は増え、今や、朝の満員電車の乗車率は180%~200%と言う地獄の混雑率に達してしまいました。

この小林一三の手法により、私たち日本人の多くは、鉄道沿線に住宅をもち満員電車に乗ってサラリーマンを続けなければいけない状況へと追いやられています。

おまけに日本ではサラリーマンになるような教育が中心で、普通に中学、高校、大学と学校を出たら殆どの人がサラリーマンになります。

また景気も悪くなり、サラリーマンをやっても家が買えるとは限らず、娯楽に使うお金も無くなりつつあります。

小林一三が鉄道会社をお金儲けの手段として使いすぎたため、鉄道会社は運輸会社というより、不動産会社のようになってしまいました。

そして、不動産の持ち主やゼネコンなど、どんどん一部の人だけが儲ける社会へと変わっています。

結局、小林一三が仕掛けた、’沿線宅地開発と住宅ローン販売’、はこれら一部の人だけが儲かり、庶民は不条理を被る仕組みに他ならない事が明らかになってきました。

小林一三のような人物が一体どこと繋がって設けているか、その全貌はこちらRAPTブログで明らかにされています。

RAPT×読者対談〈第95弾〉出雲族が秦氏を破り、ジョン・タイターの地図を実現しつつある現状。

私たちが苦しい状況に置かれているのは決して、自然の成り行きや偶然ではありません。このように仕掛けている人物がいて、それらは裏で繋がって暗躍しています。

読んでくれた方が、ぜひ真実を知って、これら理不尽な社会の苦しみから脱する方へと、人生の向きを変えられる事を願います。




2件のコメント

  • wildsum

    満員電車に懲り懲りしながら、利用している一人です。本当にそうですね。一部の人たちが儲けるように仕組まれているんですね。納得です。

    • mikione

      コメントありがとうございます。本当にいやな世の中です。これら一部の支配層による苦しみから脱する方法がRAPTブログに書かれますので、もしよろしければご覧いただければと思います。

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