パンタグラフを下げたまま走行する近鉄車両が目撃される。
電車は、パンタグラフで架線から電気を受け取って、その電気でモーターを回して、電気の力で走行していると一般的に言われています。
ところが、全てのパンタグラフを下げたまま走行している車両を撮影された方がいらっしゃり、X(旧Twitter)上でその映像がアップされていました。
https://x.com/kintetsu3374/status/1398250825814712320?s=20
映像に映っている車両は、近鉄8000系統の車両と、近鉄9020系統の車両が連結したものです。
3両+3両+2両の計8両で、パンタグラフは合計6機搭載されていますが、そのうちどのパンタグラフも下がったまま走行しています。
パンタグラフからの電力無しに走れるということは、自走するためのバッテリーを積むなり、電力を発生させる装置を車両に積んでいるのでしょうか。
一応、近年では車両にバッテリーを搭載し、非常時でも最寄りの駅など安全な場所まで走行できる仕組みを持った車両が登場しており、東海道新幹線のN700Sにも自走用バッテリーが搭載されています。
しかし、映像に映っていた近鉄8000系統や9020系統については、走行用バッテリーを搭載しているという情報は出てきません。
近鉄は、パンタグラフを下げたまま電車を走行させる芸当を行なっていたことそうです。
https://x.com/coushuri/status/518897621931270144?s=20
しかもそれは一度ではなく、複数回やっていたことが伺えます。
https://x.com/tukanana/status/518967075402813441?s=20
今回目撃されたパンタグラフを全て下げて走行していた車両についても、何かしらの架線トラブルがあり、お家芸のパンタ下げをやっていたということが考えられます。