
石油は7世紀から日本にあった。
日本書紀に登場する燃ゆる水
石油というと海外で取れるもの、というイメージがあります。
日本で使われる石油はほとんどを海外から輸入していると言われ、9割は中東から輸入していると言われています。
ただ日本に石油がないのかというと、数は少ないと言われますが、油田は10ヶ所は発見されていると言われています。
日本で石油が発見されてのは、19世紀や20世紀ではなく、もっと古くからあり、日本書紀のなかに石油の存在が記述されています。
羽越本線 中条駅から北東に6km。胎内市役所黒川支所の近くに黒川地区公民館がある。国道7号 中条黒川バイパス脇の公民館に入る角に,「日本最古の石油発祥の地」と書かれた看板が建っている。(シンクルトン記念公園への案内看板)
ここは日本最古の石油採掘地。日本書紀に“天智天皇の7年(668) 越国,燃ゆる土,燃ゆる水を献ず”の記述があり,その“燃ゆる水”が採れたのがここだ考えられている。越国=新潟県にたくさんある油田(跡)の中で,ここは一番古くから燃える水=臭水を産しており,油が地表に滲み出していることで有名である。胎内市の合併前の地名“黒川村”の名は,臭水が自然に地表に湧き出て,あたかも黒い川が流れる程であったことに由来するという。
https://840.gnpp.jp/nipponsaikonosekiyu/#google_vignette
西暦668年に天智天皇に贈られたと日本書紀に記述されているようで、西暦668年というと飛鳥時代になります。
https://history.gontawan.com/nenpyo-asuka.html
この日本書紀で記述された石油は、新潟県胎内市にある場所で採れたと目されていて、現在、その場所は黒川石油公園となっています。
黒川石油公園は、地図上では以下の場所になります。
アイキャッチ画像引用元 https://840.gnpp.jp/nipponsaikonosekiyu/#google_vignette
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