小田急電鉄

ロマンスカーミュージアムに行ってきました。

ロマンスカーミュージアムに行ってきました。

小田急を利用した事のある方であれば、ロマンスカーと聞いて、あの特急電車だと、ピンと来る方も多いのではないでしょうか。

ロマンスカーミュージアムでは、歴代のロマンスカーの中で引退した往年のロマンスカー車両が展示されていて、中には実際に車両内に入れるモノもあります。

ロマンスカーミュージアムは海老名駅にあり、小田急線の改札を出てJRの方へ歩いて、すぐの所に入り口があります。

コロナをやっているお陰で、入場には事前にネットで予約をする必要がありました。

面白そうな所があるから行ってみよう、と立ち寄る事が出来なくなっており、少しこの辺りの煩しさはあるかもしれません。

(予約に関して詳しくはこちらから)

最近は、コロナが始まってから事前に予約を要する施設が増えているように思えます。

事前に行く先を予約するというのは、予約システムのサーバーの方にその人の予定が知らされる事になるので、人々の行動が監視される事に繋がります。

もちろん悪いことをやっておらず、行動が監視されても問題が無いと感じている方もいらっしゃると思いますが、今導入されている監視システムは、庶民の行動を監視して、支配層いわゆる上級国民の都合の悪いように庶民が動かないように監視する社会を作る目的があります。

上級国民は自分達の都合の悪い人達を弾圧し、自分達の都合のためには庶民の死など屁にも思っていない連中です。そして影では悪魔を拝んでおり、その思想は卑劣極まりありません。

上級国民に関して詳しく知りたい方は是非こちらをご覧ください。

ロマンスカーミュージアムの中でも目立っているのと思われるのが車両が展示されているフロアになります。

左からSE、NSE、LSEと並んでいます。

私はSEが現役で走っている姿は見た事がないのですが、このSEは電車の高速化に大きく貢献し、電車の高速化の歴史の転換になった重要な車両だと言われています。

SEは高速試験において145km/hの記録を出した車両で、それは1957年のことで新幹線がまだ出来る前の時代でした。

高速試験は国鉄路線であった東海道線の平塚-大船の間と函南−沼津の間で行われ、2回目に行われた函南−沼津間の試験で最高速度の145km/hを出しました。

小田急3000形電車 (初代) – Wikipedia

このSEが新幹線の先駆けになったようで、SEの高速試験が新幹線を作るために必要であった事を、国鉄の関係者も後に明かしています。

SE車の試験によって、三木の研究成果である「東京と大阪間を4時間半で結ぶ」という可能性は立証され[16]、「東海道本線を広軌や標準軌の別線にすれば最高速度250km/hも可能」との裏付けが作られた[14]。島は後年、この試験については「国鉄内部に対するプロパガンダであった」と述べており[145]、国鉄側の責任者だった石原も、この試験について「将来は新幹線のようなものを電車でできると思い、これの成否のもとになると考えていた」と述べ[162]、この高速試験が新幹線計画への布石だったことを認めている[162]。また、車体設計に携わった三木も、後年「飛行機の設計をいかに鉄道に応用するかを研究し、まずSE車を設計、それから新幹線の設計に取り組んだ」と述べ[165]、SE車が新幹線の先駆けとなった存在であることを認めている[165]

https://ja.wikipedia.org/wiki/小田急3000形電車_(初代)

実際にSEの車内に入る事も出来ました。

SEとNSEについては入れるのがデッキ部分までで、座席の方までは入れるようにはなっていませんでした。恐らく座席の保存のためかと思われます。

SEの乗降扉は、今の車両のものに比べると狭くて低く、乗降時間を考慮している現代では、このような車両は中々お目に掛かれません。

オール二階建て車両のJR215系は、2階建てで尚且つ、扉が一両に二つしかなく(両面合わせたら四つになりますが)乗降の際に時間がかかるため、混雑の多い東海道本線ではダイヤを乱す要因になっているとして活躍の場を失ったと言われています。

215系 小淵沢駅にて。

転換クロスシートの配置は今でこそ、特急型車両でよくある風景ですが、当時の私鉄では最先端なものだったのかもしれません。

SE車は、車体を軽量化し、尚且つ高速走行をするために、車両の低重心化を図ったと言われています。

そのためか座席に座った時の位置も、通常の電車より低いように見えます。

NSEやLSEなどその後のロマンスカーも、普通の通勤電車に比べると座席の位置は低いようにも見えます。ただ観光用特急車両の場合は、眺望を考慮して窓枠の下側が通勤電車より低い位置まで来ているので、その影響で低く見えるという事もあるかもしれません。

NSEの座席

車両が展示されているフロアを奥へ行くと、その後の車両のHiSEやRSEも展示されています。

一応今回はSEを中心に書かせていただきましたが、面白みのある車両だと言われるRSEも、実際に見てみて、かなり色んな要素がある車両だなと思いました。

ロマンスカーは見た目にも凝ったデザインが施され、パッと見た時に目を引くものがあります。

一般のお客さんから見ても、車両の魅力が伝わるように作り込まれた車両なのだろうと感じました。

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