日勤教育と大本教の関連性について。体罰・懲罰を広める中枢は大本教と生長の家。
前回の記事では日勤教育のルーツについて触れました。今回はそのルーツについて、更に深く、また、広い視野を持って見て行きたいと思います。
多岐にわたる内容ですが、良かったら読んでみて下さい。
日勤教育のルーツに人材活用センターがありました。
人材活用センターの終焉と共に、体罰や懲罰を伴う教育も終われば良かったのですが、その後も、体罰や懲罰は日勤教育として受け継がれました。
そんな’体罰や懲罰を推める教え’はどこから湧き出てくるのか、その答えとなるものを提示して行きます。
まず’厳格さ’というキーワードを元に、体罰・懲罰教育のルーツを探りたいと思います。
JR西日本は運転士に対して厳格な仕事を要求していました。’厳格な仕事’と聞くと、聞こえが良いですが、JR西日本の場合、時間にも安全面にもギリギリな運行ダイヤを要求していました。
無茶な仕事を要求をし、その要求に答えられなかったら、日勤教育で締め上げると言ったものです。
では、この異常な厳格さをもたらす教えは、どこから来るのでしょうか。
前回の記事で、日勤教育のルーツとなった’人材活用センター’と書きましたが、その人材活用センターを間接的にも支持していたのが、中曽根康弘元首相でした。
中曽根康弘はキーマンとなります。
この中曽根康弘はJAL123便の墜落事故と関わっており、様々な点で関わりを指摘できます。(こちら)
JAL123便墜落事故は、事故で片付けるにはあまりに不可解な点が多く、その陰謀は囁かれるところでした。時がたち、RAPTブログでじめて宗教的な観点から切り込みが入れられると、JAL123便は一部の宗教が関わっている事が浮き彫りになりました。、その宗教の神を国常立尊と言います。(こちらより)
この国常立尊を大々的に崇めている宗教が’大本教’です。
国常立尊は、艮の金神とも呼ばれ、非常に厳格な神で、厳格すぎて周りはやりきれない程だったと言われています。(同じくこちらより)
日勤教育を行っていたJR西日本の運行ダイヤも、運転士さんにとっては、厳格な要求でした。
JR西日本の日勤教育に見られる厳格さも、国常立尊の厳格さから来てる疑いがあります。
大本教と日勤教育の関わりを見つける事が必要ですが、その二つを繋ぐキーパーソンが中曽根康弘です。
中曽根康弘はJAL123便事故で大本教の神、国常立尊と関わりがあり、日勤教育の元となった人材活用センターに関わっていました。
大本教→中曽根康弘→人材活用センター→日勤教育と繋がりが見えてきます。
大本教と中曽根康弘の繋がりについてもう少し具体例を挙げて行きます。
日本にはかつてより暴力的・懲罰的な教育を行っている団体がありました。
その一つが旧日本海軍です。
日本海軍には私的制裁の名のもとに、暴力が横行していました。(こちらより)。
一応イギリス海軍のアーチボルトが日本海軍に鉄拳制裁を勧めた、と言われてますが、外国軍人の教えを受けただけで海軍内部に暴力が横行するでしょうか。私としてはアーチボルトの教え一本ということは無いだろうと、疑いを掛けています。
日本海軍と大本教の関わりですが、日本海軍の幹部には大本教へ入信した人が何人もいます。(こちら)
そして、例の中曽根康弘も戦時中は日本海軍に所属していました。
大本教って今ではあまり聞きませんね。でも平成になってもその体質は受け継がれてしまっています。
大本事件という弾圧もあり、戦後、大本教は衰退したかのように見えましたが、内実そうでもありません。
大本教からは多くの新興宗教が派生しています。
また、王仁三郎(大本)は分派が多いことでも知られる[217]。第一次大本事件当時の大本筆頭幹部浅野和三郎は心霊科学研究会(現在日本スピリチュアリスト協会)を結成し、その思想は近藤千雄や江原啓之といった多くの心霊主義者に影響を与えた[218]。他に谷口雅春と生長の家、友清歓真と神道天行居、岡田茂吉と世界救世教(真光系諸教団)などが代表例である[219]。璽光尊(長岡良子)の璽宇にも大本系の人脈が関わった[220]。王仁三郎の側近植芝盛平が創始した合気道も、宗教団体ではないが王仁三郎の影響を強く受けている[221]。梅棹忠夫は「大本は教祖づくりの教団」と評している[222]。
大本教からは、生長の家や世界救世教など(これら新興宗教の名前をご存知ない方も多いと思いますが)が生まれました。
派生してきた新興宗教の中で、生長の家が中枢になっています。我々庶民の間ではあまり話題にも上がりませんが、生長の家は政界にかなり影響を及ぼしているからです。
生長の家と政界との関係を如実に表す団体は’日本会議’です。日本会議は、生長の家が母体となっています。(こちら)
この日本会議のメンバーの大半は自民党員(中曽根康弘も自民党です)で、日本会議には自民党幹部も大勢います。(こちら)
また、中曽根康弘の妻は生長の家の熱心な信者だったようです。(こちら)
中曽根康弘は「大本教の多い旧日本海軍の所属」、「大本教の神が関わっていたJAL123便事故と関わり有り」、「妻が生長の家信者」というバックボーンをお持ちです。
中曽根康弘の界隈から、懲罰・体罰がつきまといます。と同時に裏では大本教・生長の家が暗躍しています。
その影響はJR西日本、JR東海などにも、日勤教育として残りました。
中曽根政権の計画でもあった’国鉄民営化’に貢献した人達が国鉄内部にもおり、国鉄三人組と呼ばれています。
その三人組の二人、葛西敬之氏と井手正敬氏は、民営化後も人材活用センターの性質を残し、日勤教育としてJRの社員管理法に用いてきました。
因みに、JR東日本内には日勤教育が残りませんでした。それは国鉄三人組でもあり後のJR東日本の社長になった松田昌士氏が、労働組合(JR総連)と仲良くしていたからでしょう。
JR東海の葛西敬之氏は政界にも影響力を持つと言われています。何で鉄道会社の会長が政界にグイグイと踏み込んでいけるのでしょうか。
調べてみると、葛西氏は日本会議系列の人脈にいると言われています。(こちら)
生長の家から生まれた日本会議に属する事で、葛西氏は権力を持ち続けられる可能性があります。
また葛西氏の主義主張を見ていると日本会議、生長の家と関わっているとしか思えないようなものばかりです。
このように見ていくと、生長の家(大本教)のネットワークで体罰・懲罰教育が行われていると考えられます。
因みに、日本会議のメンバーを中心にした’体罰の会’なんていう、とんでもない名前の会があるそうです。(こちら)
体罰や懲罰を推し進めるなど、普通に考えたら出来ません。
でも体罰や懲罰を推進する核心がいると分かれば、異常な教育はその人達によって推進されてきた事がわかります。
今現在も、懲罰的教育が行われている会社で働いる方もいるでしょう。そこで理不尽な体罰、懲罰を経験して苦痛を味わった方もいると思います。
体罰や懲罰が盛んに行われる裏には、このような事情があるという事を知って頂き、理不尽さへの疑問を晴らす手助けになればと思っています。
尚、今回の記事はRAPT理論を元に考察しています。RAPT理論について詳しくは公式サイトをご覧ください。
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