
JR山田線がBRT化せず、鉄道で復旧した理由。
2011年3月11日に東北地方を襲った津波によって、鉄道路線にも被害が及びました。
線路が流出し、鉄道が使えない状態となり、被災した鉄道を復旧するにあたり、鉄道以外の交通モードについて検討がなされるようになり、BRTによる復旧案が登場するようになりました。
BRT登場の経緯を辿っていくと、国土交通省が設置した「復興調整会議」の中で、JR東日本が鉄道以外の交通モードを検討する必要があると説明したという経緯があります。
そこで国土交通省は、気仙沼線や大船渡線などの被災線区がある沿線自治体と、JR東日本、さらに復興庁による事務方レベルの協議の場として「復興調整会議」を設置。震災から4カ月後の2011年7月19日に、第1回の会議が開催されます。
この会議でJR東日本は、復興のまちづくりに合わせたルートや駅の見直しにくわえ、場合によっては鉄道以外の公共交通モードについて検討する必要があると説明。復旧の目途は「未定」と伝えます。当時はがれきの撤去作業中で、復旧の方法も時期も見通しがまったく立たない状況だったのです。
鉄道協議会日誌 【JR東日本】気仙沼線・大船渡線のBRTが「仮復旧」から「本復旧」になった経緯
気仙沼線の’柳津〜気仙沼’と大船渡線の’気仙沼〜盛’の間の線区はBRT化されました。
一方、山田線の’宮古〜釜石’間は三陸鉄道に移管することで、鉄道路線での復旧がなされるようになりました。

画像引用元 https://mdai.jp/travel-blog/871.html
BRT化した路線と鉄路のまま復旧した路線があります。
産業建設部会の調査結果は、同年11月2日に報告されます。そのなかで、山田線が復旧できた理由について、以下2点に集約されていました。
- 不通区間(宮古~釜石)に路線バスが走っており、BRTに転換する必要性がなかった。
- 高台移転などのルート変更がなく、復興交付金を鉄道の原状回復費に充てられた。
山田線の復旧費用は210億円と示されますが、もともと高台を走る路線だったためルート変更は不要でした。そのため、JR東日本の負担が140億円と、自治体負担の70億円よりも多く、自治体は「復興交付金を使い鉄道を復旧できる」と判断したのです。これにくわえ、復旧後の運行主体が三陸鉄道に移管されることが決まり、JR東日本の復旧後の負担を軽減できることも、山田線が鉄道で復旧した理由でしょう。
一方、大船渡線は「安全が確保された鉄道の復旧」を実現するために、ルート変更や高台移転などが必要でした。復旧費用も総額400億円のうち、270億円が自治体負担です。こうした理由から産業建設部会は、大船渡線はBRTが「現実的な方法」と最終報告をしています。
なお、山田線の沿線自治体では復旧が確定した後に「利用促進検討会議」を設置。住民アンケートなども実施したうえで、復旧後の利用促進策を検討しています。また、駅周辺の駐車場整備やサポーターズクラブの結成など、沿線住民を巻き込んだ支援活動も展開しており、こうした沿線自治体の熱意も鉄道の復旧を後押しした理由として考えられます。
鉄道協議会日誌 【JR東日本】気仙沼線・大船渡線のBRTが「仮復旧」から「本復旧」になった経緯
山田線が鉄道で復旧した経緯に、ルート変更や高台移転などの必要がなく、復旧費用のうちの自治体負担が少なかったことが挙げられています。
また沿線自体の支援活動が山田線の鉄道の復旧を後押した理由として挙げられています。
大船渡線は、安全が確保された鉄道の復旧をするために、ルート変更や高台移転を要することになり、そういったことを含めた費用の総額400億円のうち270億円を沿線自治体が負担することになるため、費用面で鉄道の復旧が断念されたことが記されています。
こうした費用負担は、本来なら沿線自治体が強いられるべきではなく、地震発生に関わった人たちがするべきと言えます。
東日本大震災は単なる自然災害ではなく、意図的に起こされた地震であり、復興を利用して箱物を作り巨額な利益を得ている人物がいて、災害によって所有者不明になった土地を安く買い叩いて土地を奪おうとする輩がいることが明らかになっています。
「麻生太郎」こそ人工地震「3.11」と「熊本地震」を起こした主犯格である可能性大。
「麻生太郎」一族が「関東大震災」「阪神大震災」「東日本大震災」の主犯であると見られる幾つもの証拠。
RAPT×読者対談〈第111弾〉人工地震3.11を起こした真犯人は出雲族である。
【第20回】ミナのラジオ – 3月16日に発生した福島県沖地震も中国共産党によって引き起こされた人工地震だった!! – ゲスト・KAWATAさん
(追記 2025/03/08)
ただ人工地震を起こした犯人(イルミナティ)に、被害を訴えるだけでは、彼らが庶民への賠償に簡単に応じることもないでしょう
神様に祈り、彼らの悪事が公平に裁かれ、きちんと悪が清算されるようにお祈りことが必要だと考えられます。
アイキャッチ画像引用元 https://www.uraken.net/rail/station/jre02/007yamada.html
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