
マイクロ波変圧器付きフリーエネルギー発電機
永久発電機の動画を見かけることがありますが、制作工程から稼働までを収めている動画がYoutube上にアップされていました。
「Liberty Engine 2.0」という製品名で開発されており元の動画は以下のチャンネルから発信されているようです。
Youtube チャンネル – The Liberty Engine Project
動画では、隠されたバッテリーがないことを確認してもらうように、分解して中身を見せる部分が収録されています。
編集版ではカットは入っているのですが、ノーカット版も公開されています。
(稼働を止めて分解を始めるのは40:30あたりから)
永久機関というのは、一度稼働を始めたら外部から電力を供給しなくとも自己発電をし続けるもの、と言えます。
そのため無料でエネルギーを供給する装置といえます。
機械を形作るための材料や消耗品など、製造やメンテナンスにいくらかのコストがかかるため、厳密にはフリーエネルギーではないという声もあります。
フリーエネルギーという言葉に沿って厳密に意味を挙げるとそうですが、今現在の、電力会社から電気を買って使うシステムより、値段がかからず、必要な電力にかかる電気代を気にする必要が減り、社会情勢で簡単に電力の価格が変動するような事も減るでしょうから、フリーエネルギーに近くなったと言えるでしょう。
動画を見ると「マイクロ波変圧器」というものを用いています。

このマイクロ波変圧器に付いていたコイルのみを取り出し、

鉄心(コア)となる部品に、装着し直して使用しています。

マイクロ波トランスに付いていたコイルを転用してインダクタという装置を作り、インダクタに磁界(磁界を発生させるのに、ネオジム磁石を使っています。)を流すことで、電流が発生する装置を作っているのだと考えられます。
インタダクタが4つ作られており、回転子がその内周を回転するようになっています。回転子につけられたネオジム磁石がインダクタを至近距離で通過し、電流を生み出す仕組みが基本になるのでしょう。
新たに制作された回転子が通常のモーターより効率良く発電できることで、同じ回転でも、より多くの電流を生み出せる、という仕組が考えられます。
動画を見ていただいた前提でお話しさせて頂きますが、仕組みを考えると、発電用のモーターと、その発電用モーター以上に1回転あたりに電力を生み出せる発電機(回転子とインダクタ)を組み合わせ、その二つが回転し続けることで、発電をし続ける、という仕組みで永久機関が動くということが想定できます。
ローター側?と言えるでしょうか、回転子の渦電流損失を減らすために工夫がなされているようで、回転子に銀とアルミニウムの特殊な合金を使っているそうです。

渦電流損
電動機や発電機、変圧器などの鉄芯において渦電流が発生した場合、鉄芯の電気抵抗によりエネルギーの損失が生ずる(この損失分のエネルギーは、ジュール熱による発熱とその外部への移動(放熱)という形で散逸する)。これを渦電流損と呼んでいる。これを低減するため、鉄芯には表面を絶縁処理した薄いケイ素鋼板などを重ね合わせたものが用いるなどの対策が一般的である。テープレコーダーの磁気ヘッドも同様に、フェライトではなく金属を用いる場合は積層型を用いて高域特性の劣化を防いでいる。一般に銅が使われる導線の主に電気抵抗による損失を指す「銅損」に対し、鉄芯に由来することから「鉄損」と言われるものの一部である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/渦電流

インダクタ側のコア(鉄心)に使われている素材は分かりませんが、恐らくはマイクロ波変圧器に付いていたものを使っています。
こちらも渦電流損を低減させた処理がされたものが使われている方が好ましいのかもしれません。
損失を減らすように工夫をして、電力を効率よく起こす仕組みが進歩することで、やはりこのような機構が出てきてもおかしくない気がします。
こうしてみると想像はできますが、果たして動画のものが本当に期待通りの機能を果たすのかは、記事を書いていながらも疑問が残るところです。
もしこれが実用化されていたら誰もが欲しがるものになり、現場仕事で発電機を使っている人などにとっては、それまでのガソリン式のジェネレーターに取って代わるものとなるはずとなり、需要は必ずあるはずです。
アパートなどの集合住宅では騒音で使えないというケースもあるかもしれませんが、これも対策ができるはずです。
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