数少なくなってきた駅そば 東神奈川駅・日栄軒
駅のホームに立ち食い蕎麦屋さんがあります。
ただそんな駅のホームにある立ち食い蕎麦屋さんの数は減ってきています。
JR横浜線とJR京浜東北線が走る東神奈川駅には、現在(2024年2月)にも駅のホームに立ち食い蕎麦屋さんがあり、実はSNSで話題なんだとか。
私自身、インスタでおすすめに出てきた動画を見て知りました。
有名なメニューが、穴子天そば(うどん)で、器からはみ出るくらいの穴子の天ぷらが乗っかっています。
つゆの色は、濃くて、関東風といった感じです。
柚子の皮が乗せられており、柚子の香りがアクセントになっています。(天ぷらの衣と色が似てて、写真だと見つけにくいかもです。)
値段は近年の物価高騰の流れで上がってきており、私が行った時は、穴子天そば630円でした。
穴子天が名物なのは東神奈川ゆえでしょうか。
東神奈川駅から子安の方へ続く運河沿いに、子安浜という穴子漁を行っている漁港があります。
食事中にそのことを思いついて、お店の人に尋ねてみようかなと思いましたが、お店も忙しく、さすがに話しかけるには気が引けてしまいましたが…
日栄軒は、東神奈川駅の3・4番線ホーム、位置は京浜東北線の7号車(1ドア目)あたり、階段の下になっているところにあります。
駅そばは、以前はよく見かけたと言われます。
私の年代(昭和末期生まれ)でも、近くのJRの駅に立ち食い蕎麦屋さんがあったのをハッキリと覚えています。
その蕎麦屋さんは、いつの間にか無くなり、ホームにはNEWDAYSという駅ナカのコンビニが出来ていました。
鉄道会社は駅ナカ開発を進めて、駅ナカに飲食店が増えました。
蕎麦屋さんの形態も変わり、座っても食べられて立っても食べられる蕎麦屋さんが改札前にあったりします。
今回はたまたま東神奈川駅を通る用事があり、ちょうど立ち食い蕎麦屋さんの存在を思い出し、立ち寄ることができました。